ニュース 電子 作成日:2017年10月16日_記事番号:T00073377
中国の国営通信社、新華社の報道によると、中国河南省鄭州市税関は、アップルの新型スマートフォン「iPhoneX」4万6,500台が税関を通過し、オランダやアラブ首長国連邦(UAE)向けに空輸されたと発表した。鴻海精密工業の鄭州工場が受託生産したiPhoneXは予定通り11月3日に発売され、来年明けまで鴻海の業績成長が続く見通しだ。16日付経済日報が報じた。
これまでiPhoneXは出荷遅延の観測が飛び交っていた。中国メディアは、初回出荷分の販売台数は限定的で、2回目、3回目に出荷台数が増える可能性があると指摘した。鴻海は顧客に関してノーコメントとしている。
鴻海の鄭州工場は6~11月の間に従業員に対し繁忙期の生産奨励金を支給している他、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間中も4日間しか求人を停止していなかった。
一方、アップル製品の動向把握で定評のある凱基証券(KGI)の郭明錤アナリストは先日、iPhoneXは出荷台数不足で、来年上半期の需要に対応し切れないと予測した。証券会社の米レイモンド・ジェームス・ファイナンシャルは、アップルユーザーの37%しか来年の買い替えを予定していないと指摘した。
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