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エルピーダとの提携破局、茂徳の財務問題が原因か


ニュース 電子 作成日:2008年5月9日_記事番号:T00007338

エルピーダとの提携破局、茂徳の財務問題が原因か

 
 DRAMの茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)が8日発表した韓ハイニックスとの提携継続は、同社がエルピーダメモリと提携することはほぼ確実と報じられていたため、驚きをもって迎えられた。エルピーダとの「破局」の理由について9日付経済日報は、茂徳が第1四半期に80億台湾元(約270億円)の赤字を計上したことから、エルピーダが今後の資金繰りに不安を抱いたためと分析している。

 
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 エルピーダは力晶半導体(PSC)と合弁で瑞晶電子(レックスチップエレクトロニクス)を立ち上げるなど積極的にシェア拡大を進めていた。茂徳の従来からの提携先であるハイニックスから技術移転は、65ナノメートル製造プロセスまでという弱みを突き、積極的に茂徳との提携に乗り出した。両社は提携の覚書を交わす直前までいったとされる。力晶がエルピーダに対し、茂徳との提携について示した意見が最終的に破局につながったという観測もある。

 一方、エルピーダ陣営の勢力拡大を恐れたハイニックスは、茂徳への50ナノ技術の移転に同意し、権利金でも譲歩を示すなど提携条件を引き下げ、提携継続を勝ち取ったもようだ。