ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年10月16日_記事番号:T00073383
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)傘下のステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)はこのほど、インドネシアのニッケル鉱区の採掘権を5億台湾元(約18億6,000万円)で取得した。ニッケル価格の激しい値動きを受け、義聯集団はインドネシアでニッケル採掘からステンレス製造までの一貫生産体制構築を進めている。採掘権の取得で垂直統合がさらに進む見通しだ。15日付経済日報が報じた。
YUSCOの幹部は、ここ数年のニッケルの値動きはつかみどころがないと指摘。原料の確保は競争力向上の鍵を握るとして、義聯集団はインドネシアのニッケル鉱区にニッケル鉄合金工場、製錬所、自社発電所の建設を計画していると説明した。
義聯集団の計画では、当初は10億米ドルを投じ、ステンレス半製品で80万~100万トンの生産量を目指す。また、生産品目を熱延ステンレスにも広げる考えだ。
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