トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は16日、レクサスのＳＵＶ（スポーツ多目的車）「ＮＸ」の新モデルを発表した。価格は入門モデルで152万台湾元（約560万円）と、前モデルから43万元引き下げた。販売台数は、年内1,200台、来年は前年比25％増の5,000台を目指す。17日付経済日報が報じた。
ＮＸはエアバックを８個搭載しており、同クラス最多をうたう（16日＝中央社）
ＮＸは装備を約11万元相当アップグレードした一方、全グレードの平均価格は７％引き下げた。メルセデス・ベンツやＢＭＷがＳＵＶを中心に新車を投入する中、レクサスの市場シェアは20％を下回っている。
レクサスの今年の目標販売台数は１万4,500台。１～９月販売は約１万台で、ＮＸが目標達成に大きく貢献すると期待している。来年のレクサスの目標販売台数は１万5,000台だ。
