ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年10月19日_記事番号:T00073459
外電の報道によると、鴻海精密工業は、100億人民元(約1,700億円)規模の自動車技術ファンドをIDGキャピタルと共同で創設する。自動運転車の人工知能(AI)や電気自動車(EV)のバッテリーなど自動車技術のスタートアップ企業に投資を行う。19日付経済日報が報じた。
ブルームバーグの報道によると、鴻海とIDGは今年6月より、政府が支援するファンドや金融機関と協議していた。鴻海とIDGの自動車技術ファンドは両社の出資比率が計10%で、共同で管理を行うようだ。
鴻海は2015年に中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)と中国和諧汽車控股(チャイナ・ハーモニー・オート・ホールディング)との合弁でEV新会社「和諧富騰(フューチャー・モビリティ、FMC)」を設立するなど、自動車市場への展開を進めている。
証券会社によると、中国政府もガソリンやディーゼルといった従来の内燃機関を搭載する自動車の販売を禁止する時期を検討中で、20年に中国でのEV販売台数が年間200万台に達する見通しだ。ハイブリッド自動車を含めた年間販売額は今後10年で現在の10倍に膨らむと予想されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722