ニュース 機械 作成日:2017年10月19日_記事番号:T00073463
鴻海精密工業が製造しているソフトバンクのヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」は、台湾でのリース台数がサービスを開始した昨年10月6日以降250台にとどまっている。鴻海の呂芳銘副総裁が掲げていた月60台、2018年上半期までに1,000台という目標は達成困難な見通しだ。19日付経済日報が報じた。
鴻海傘下で台湾でのペッパー販売を担当する沛博科技の林義勛総経理は、ペッパー普及が当初の予想より遅れていると認めた。その上で、企業がペッパーを有効活用するには自社のデータベースなどに接続する必要があり、こうした作業に時間がかかると説明した。なお、台湾でのリースは2年契約で月2万6,888台湾元(約10万円)。
沛博科技と政治大学は18日、フィンテック分野におけるペッパーの活用を進める「AIペッパーラボ」を設立した。産学連携によりペッパーの需要とウィークポイントを探り、使えるサービスを充実させ、ビジネスモデルを確立して海外に移植する狙いだ。
沛博科技は、理工系大学でなく政治大学と提携するのは、ペッパーの応用を考えるためと説明した(政治大学リリースより)
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