ニュース 電子 作成日:2017年10月20日_記事番号:T00073479
鴻海精密工業傘下の通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は19日、5G(第5世代移動通信システム)ネットワークの構築に向け、今後3~6カ月で台湾全土に小型基地局2万5,000台を設置すると発表した。8K、モノのインターネット(IoT)関連の商機獲得に向けた動きだ。20日付経済日報が報じた。
亜太電信は▽同社の店舗350店▽台湾鉄路(台鉄)の駅100カ所▽スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(Pxマート)の店舗800店▽通信機器販売の震旦通訊(オーロラ)の店舗150店──などに小型基地局を設置する。
亜太電信の呂芳銘董事長は、鴻海は亜太電信やシャープを含めたグループ全体のリソース統合、工業技術研究院(工研院)などとの提携により、5G関連のサプライチェーン整備を進めており、▽8K▽スマートシティー▽ロボット▽スマートハウス▽車両間通信ネットワーク(IoV)──など全ての需要に対応すると説明した。
呂董事長は、来年から5Gのネットワークスライシング、ネットワーク構造の最適化を行うほか、台北市、新竹などで5G実験を実施すると説明した。
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