ニュース 建設 作成日:2017年10月20日_記事番号:T00073483
住宅専門誌「住展雑誌」が19日発表した最新レポートによると、台北市の新築予約販売住宅の価格は1坪当たり83万3,000台湾元(約310万円)と前期比0.48%下落、過去3年間の最低水準に落ち込んだ。政府の住宅価格抑制策を機に調整が続いているが、2,000万元以下の小規模住宅の下落幅はわずかで、何世昌・住展雑誌企画研究室経理は、消費者の多くは価格下落を実感できていないと指摘した。20日付工商時報が報じた。
台北市の1坪当たり住宅価格は、2003年当時の約39万1,000元から急激な上昇が続き、ピーク時の14年第3四半期には92万9,000元に達した。その後、住宅価格抑制策の導入に伴って下落に向かい、現時点でピーク時から約10%下落した。
一方、新竹県市では第3四半期、新竹市や竹北市で高級物件の発売が相次いだことから7四半期続いていた下落が止まり、1坪22万3,000元に上昇。このほか北部県市は、▽新北市、39万1,000元(前期比0.51%上昇)▽桃園市、22万4,000元(0.45%下落)──となった。
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