ニュース 電子 作成日:2017年10月23日_記事番号:T00073500
23日付電子時報によると、鴻海精密工業とサーバー世界最大手ブランドのヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)の合弁会社が既に解散したとの観測が出ている。鴻海は今後、合弁による制約がなくなり、中国のホワイトボックス(中国語は白牌。ノーブランド、無名ブランド)市場で受注を狙う可能性がある。
企業向けサーバー需要が低迷する中、鴻海とヒューレット・パッカード(HP)は2014年、成長著しいクラウドサービス向けサーバー市場をターゲットに、合弁契約を発表した。HPは15年、サーバー事業を分社化し、HPEが合弁相手となった。HPEはサーバーブランド最大手、鴻海がサーバー用マザーボード出荷最大手でもあったため、競合ブランドやサプライチェーンに打撃が予想されていた。しかし、HPEは人件費が高いものの、クラウド用サーバーは単価が低く、顧客ロイヤルティーも高くないため、競合との競争に勝てなかったようだ。
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