ニュース 電子 作成日:2017年10月23日_記事番号:T00073502
23日付聯合報がサプライヤーの情報を基に報じたところによると、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が7ナノメートル製造プロセスで、アップルのスマートフォン用次世代プロセッサー「A12」を独占受注するとの観測が出ている。事実となれば、20ナノ、10ナノプロセスに続き、アップルのプロセッサーを独占受注することになる。
アップルの「A12」プロセッサーについてはサムスン電子も受注獲得に向けて動いており、7月にはサムスンによる一部受注が決まったと韓国メディアが報じた。しかし、TSMCの7ナノプロセスは処理能力や省電力性能においてサムスンを上回っていることから、独占受注を果たしたようだ。
なおTSMCの7ナノプロセスは、「A12」プロセッサーのほか、クアルコムからも受注するとされる。クアルコムは10ナノプロセスで生産委託先をTSMCからサムスンに変更していた。また、中国の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)、エヌビディア、聯発科技(メディアテック)の新チップにも採用される見通しだ。
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