ニュース 石油・化学 作成日:2017年10月23日_記事番号:T00073507
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が米ルイジアナ州で計画している石化一貫プラント事業に対し、系列の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)も10~15%を出資する見通しとなった。23日付工商時報が伝えた。
同事業にはこのほか、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が51%、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)が34~39%を出資する見通しで、11月の董事会で最終決定する。
投資額は94億米ドルで、建設地は同州南部のセントジェームズ郡にある2,300エーカーの用地。うち1,500エーカーは7月に取得済みだ。2019年着工、22~24年の操業開始を目指す。
投資は2期に分けて進められ、第1期ではエチレン、プロピレン、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)のプラントを建設。第2期ではエチレン、HDPE、低密度ポリエチレン(LDPE)、エチレングリコール(EG)を生産する。
台プラグループは既に米テキサス州でも石化事業を展開している。
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