台湾無印良品（ＭＵＪＩ台湾）は20日、11月１日から住宅内装のリノベーション（大規模改修）サービス「MUZI RENOVATION 住空間リノベーション企画」の提供を７店舗で開始すると発表した。無印良品が海外で提供する初のリノベーションサービスとなる。21日付工商時報が報じた。
台湾無印良品は、床や天井の施工も含めて、家族と共に成長できる住空間を提案していくと説明した（同社リリースより）
同サービスでは住空間のリノベーションに関する相談受け付け、測量、施行までを担い、約90日間での完成を目指す。設計料を取らないため、サービス料金は既に手掛けた案件で１坪当たり５万台湾元（約19万円）からと業界平均の半分だ。
台湾無印良品は当初、▽統一時代百貨（ユニスタイル）台北店▽環球購物中心（グローバルモール）中和店（新北市）▽遠東そごう中壢店（桃園市）▽遠東巨城購物中心（ビッグシティー、新竹市）▽新光三越百貨・台中中港店▽新光三越・台南西門店▽漢神巨蛋購物広場（漢神アリーナショッピングプラザ、高雄市）──の７店で同サービスの受け付けを開始する。
台湾無印良品の梁益嘉総経理は、同サービスの提供開始後、１年間で家具の販売額が1,500万元以上増えると予想した。
台湾無印良品はインテリアアドバイザー22人を台湾全土に配置している。2013年以降、住空間に関する相談3,000件近くを受け付けた。
