玉山商業銀行（Ｅサン・コマーシャル・バンク）は20日、同社にとって日本初となる東京支店のオープニングセレモニーを開催した。同支店は10月５日に千代田区の丸の内ビル内にオープンしている。23日付工商時報が報じた。
玉山銀行は、東京支店と中国や東南アジア諸国連合（ASEAN）の海外拠点を連結させ、アジア全体でより質の高い金融サービスが提供できると説明した。東京支店は、預金や振込、不動産ローンなどの他、商業ローンや貿易融資といった業務を行う。
玉山銀行の黄男州総経理は、今後、中国の広東省広州市や上海に分行（地域本部に相当）を設置する他、ブリスベン支店設置も検討中と表明した。
