ニュース 金融 作成日:2017年10月23日_記事番号:T00073516
中国に子会社を設立した台湾系保険会社5社は、進出以来これまでに138億6,300万台湾元(約510億円)を投資したが、資本金の約6割を消耗していることが分かった。21日付工商時報が伝えた。
立法院予算センターが金融監督管理委員会(金管会)による予算報告を整理して明らかにしたところによると、5社の純資産は今年第2四半期時点で60億3,500万元まで減少。うち新光人寿保険系の新光海航人寿保険は資本金を使い果たし、富邦産物保険の中国子会社は進出から7年の損失で資本金の77.6%(約30億元)を消耗した。このため、立法院は金管会保険局に対し、監督強化を求めた。
金管会保険局は「保険業は通常、損益均衡まで時間を要する。台湾の保険会社は中国市場を熟知しておらず、損益均衡までの期間が台湾市場よりも長い」と指摘した。
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