ニュース 電子 作成日:2017年10月24日_記事番号:T00073529
産業用コンピューター(IPC)最大手の研華科技(アドバンテック)は23日、同社の4K対応コントローラー「DS-780シリーズ」は、シャープが同日発表した4Kタッチディスプレイ電子黒板「BIG PAD」との互換性検証を完了しており、シャープマーケティングジャパンを通じてシャープ製品と共に市場に供給すると発表した。
シャープの「BIG PAD」(12月上旬発売予定)とアドバンテックの「DS-780」(各社リリースより)
「DS-780シリーズ」は、4K60ヘルツ(Hz)の再生能力を持つパワフルなコントローラーがコンパクトな筐体に収まり、厳しい使用環境にも耐え得るファンレスで動作する。コストも既存のコントローラーとほぼ同等に抑えた。シャープの業務用インフォメーションディスプレイとの互換性検証も完了している。
シャープは、アドバンテックの同4K対応コントローラーを組み合わせることで、「BIG PAD」は高精細コンテンツの鮮明な表示と快適な操作性を実現できると指摘した。
またシャープは、これまで4K解像度の動画再生、電子黒板におけるタッチ操作の快適さ実現には、非常に高いスペックのコントローラーが必要で、コントローラーのコスト、熱設計、筐体サイズが4K解像度ディスプレイの普及の障壁だったと説明した。
アドバンテックは、シャープの既存のディスプレイコントローラ製品向け受託設計製造サービスを請け負っている。
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