ニュース 石油・化学 作成日:2017年10月24日_記事番号:T00073534
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は23日、同グループが米ルイジアナ州で計画している石化一貫プラント事業について、同州南部のセントジェームズ郡の土地793.59エーカーを3,465万2,000米ドルで取得したと発表した。これにより予定していた2,300エーカーの用地取得が完了し、2020年の着工に向けた作業が本格化する見通しだ。24日付経済日報が報じた。
ルイジアナ州での投資計画について台塑化は、現在、現地政府による環境影響評価(環境アセスメント)の審査が行われており、18年末の認可取得を目指すと説明。後続の作業に向けて先ごろ、同社とともに計画を主導する台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)と共同で現地に事務所を開設したことを明らかにした。
なお、台プラがテキサス州に設置している米国最大の生産拠点で進めている第4期拡張計画は、8月末に同地を襲った大型ハリケーン「ハービー」の影響や労働力不足により遅れが懸念されていたが、現在作業を急いでおり、来年末~再来年明けにはナフサ分解プラントおよびエチレングリコール(EG)工場が相次いで稼働できる見通しだ。
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