ニュース 商業・サービス 作成日:2017年10月24日_記事番号:T00073535
経済部統計処が23日発表した9月の小売業売上高は3,412億台湾元(約1兆2,800億円)で、前月比0.4%減、前年同月比3.2%増だった。自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(2017年は8月22日~9月19日)と重なったものの、自動車・バイク販売が487億元(前年同月比2.2%増)と予想を上回る好調さだった。23日付工商時報などが報じた。
1~9月の小売業売上高は3兆249億元で、前年同期比0.3%増とプラスに転じた。統計処の王淑娟副処長は、今年は2月以降、暖冬や中国人観光客の減少による宝飾品の販売不振で小売業売上高は低迷していたが、8月に中国人観光客が前年比でプラス成長となり、状況が改善してきたと説明した。
飲食業の9月売上高は355億元で前月比9.1%減、前年同月比0.9%増だった。うち飲料店業は猛暑の影響で前年同月比10.2%増だった。
卸売業の9月売上高は8,820億元で前月比0.1%減、前年同月比6.7%増と、11カ月連続で前年を上回った。機械器具業が3,842億元で前年同月比10%増となった。モバイル端末の新モデル発売の他、カーエレクトロニクスやクラウド関連の半導体チップ、サーバーの需要拡大が要因だ。
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