海運大手、陽明海運（ヤンミン・マリン・トランスポート）は11月26日に、長栄海運（エバーグリーン・マリン）、中国の中遠航運（コスコ・シッピング・ラインズ）との提携で、欧州西北部・東地中海高速路線（ＮＥＸ）を立ち上げる。
寄港地は▽ロッテルダム▽フェリックストー▽ハンブルク▽アントワープ▽カサブランカ▽ピレウス▽アレキサンドリア▽ハイファ▽メルスィン──などで、35日間で周回する。中遠航運が３隻、陽明海運と長栄海運が各１隻を提供し、20フィートコンテナ4,250個を積載可能な貨物船計５隻で運航する。
陽明海運の幹部は、長栄海運と中遠航運は異なる海運連盟に属しているが、連盟の制約があるのは長距離路線のみで、短距離路線は関係ないとして、新航路は欧州エリアの拡大する需要に対応できると説明した。
