ニュース その他分野 作成日:2017年10月24日_記事番号:T00073547
求人求職情報サイト大手の1111人力銀行の調査によると、今年正社員となった新社会人の平均初任給は月2万7,850台湾元(約10万4,400円)で前年比6%増加し、2011年の調査開始以来で最高を記録した。24日付工商時報が報じた。
新社会人が期待する初任給と実際の額の差は4,415元と、前年の6,359元から大幅に縮小した。
出身学部別の初任給は「理工/IT(情報技術)/運輸」が平均2万9,648元で最高、「建築/設計/芸術」が平均2万5,743元で最低となった。
1111人力銀行の李大華副総経理は、1~9月の輸出総額が前年同期比14.3%成長するなど経済が回復傾向にあるほか、政府が公務員の給与を来年3%引き上げる方針を示したことに民間企業が呼応し、新社会人の待遇が改善していると指摘した。
また、新社会人の就職活動期間は平均で42日、履歴書19通を送付し、4回の面接を受けて正社員として就職していた。
このほか、新社会人の16%が「既に2度以上転職した」と回答した。転職理由は▽給与に不満、38.8%▽昇格のチャンスが少ない、16.7%▽業務がこなせない/業務量が多過ぎる、16.1%──だった。
同調査は、同サイト会員を対象に10月5~20日にインターネット上で実施し、1,138件の有効回答を得た。
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