ニュース 電子 作成日:2017年10月25日_記事番号:T00073551
IC設計大手の聯発科技(メディアテック)が来年第1四半期に発売予定のスマートフォン用チップ「Helio P40(ヘリオP40)」は、性能が高い上コスト構造に優れ、メディアテックの粗利益率を大幅に引き上げる「救世主」になるとの見方が相次いでいる。25日付経済日報が報じた。
野村證券の半導体産業アナリスト、鄭明宗氏は、ヘリオP40でメディアテックは来年下半期の単価が上昇し、粗利益率が回復すると予測した。ヘリオP40の粗利益率は40~50%と予想されている。
台湾の大手証券会社は、クアルコムの「スナップドラゴン660ライト」の方がコストがやや高いため、ヘリオP40は価格競争に巻き込まれず、市場シェアを獲得できるとみている。
なおメディアテックは24日、子会社の匯発国際(香港)が10月30日から6カ月以内に、中国のIC設計会社、深圳市匯頂科技(GOODiX)の保有株式20.91%のうち最高5%を売却すると発表した。
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