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科技部とシノプシス、AI技術提携で意向書


ニュース 電子 作成日:2017年10月25日_記事番号:T00073552

科技部とシノプシス、AI技術提携で意向書

 科技部が所管する国家実験研究院(国研院)と電子系設計ソフトウエア開発大手、米シノプシスは24日、人工知能(AI)の分野での技術提携に向けた意向書を締結した。シノプシスは500万米ドルを投じ、標準技術の研究開発(R&D)プラットフォーム構築と最新技術の導入を支援し、台湾業界のAI技術応用を後押しする。25日付聯合報が報じた。

 国研院の王永和院長は、シノプシスは同院の国家晶片系統設計中心(CIC)と長年提携しており、台湾IC設計人材の育成にも貢献してきたと説明した。

 台湾新思科技(シノプシス台湾)の李明哲総経理は、国研院と主にチッププラットフォームの標準化、ソフトウエア開発のスマート化で協力すると説明。また、関連の精密機器を科技部に寄贈するとも表明した。

 科技部は今後5年で160億台湾元(約600億円)の予算を投入し、AIイノベーション・エコシステムの構築を進める「AI科研戦略」を実行する。