ニュース 電子 作成日:2017年10月25日_記事番号:T00073554
宏碁(エイサー)は24日、スウェーデンのスターブリーズスタジオと合弁で設立した、業務用バーチャルリアリティー(VR)ヘッドセット「StarVR」の開発や販売を担う宏星技術(スターVR)に500万米ドルを追加出資を行うと発表した。エイサーの出資額は累計1,000万米ドル、出資比率は66.7%に高まる。董事会の5議席のうち過半の3議席を取得し、経営の主導権を握る。25日付工商時報が報じた。
エイサーとスターブリーズスタジオはスターVRに500万米ドルずつ出資している。エイサーの追加出資により、スターブリーズスタジオの出資比率は33.3%に下がる。
今後スターVRはエイサーが経営を主導するが、StarVRの次世代モデルの研究開発(R&D)、設計は引き続き両社が共同で行う方針だ。
エイサーの陳俊聖(ジェイソン・チェン)董事長は、スターVRへの追加出資はVR事業に対する決意の表れだと強調した。
スターVRは昨年6月に設立。同年第4四半期以降、StarVRを博物館、遊園地、自動車や航空宇宙関連の企業など60カ所以上にサンプル出荷した。既に黒字化している。今年末までにスウェーデンに敷地270坪のVR体験センターを設置する計画だ。
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