ニュース 金融 作成日:2017年10月25日_記事番号:T00073566
上海商業儲蓄銀行豊原支店の行員が最近、メッセンジャーアプリの「LINE(ライン)」で他人になりすました人物について、身分確認を怠ったまま、顧客口座から指定口座に265万台湾元(約1,000万円)を送金していたことが明らかになり、金融監督管理委員会(金管会)は銀行法、マネーロンダリング防止法違反で同行に罰金300万元の処分を下した。25日付聯合報が伝えた。
問題の行員は他人になりすました人物からの住所、電話番号の変更依頼に応じた後、行員とLINEのアカウントを交換し、チャットでの指示に応じて、送金を行っていた。行員は一連の処理で顧客への電話確認を怠っていた。
LINEによるなりすまし送金依頼詐欺で金管会が処分を下すのは初めてで、問題の行員は自費で被害の弁済を求められた。
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