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台湾初のロボット拠点、中科で供用開始


ニュース 機械 作成日:2017年10月26日_記事番号:T00073590

台湾初のロボット拠点、中科で供用開始

 台湾初のロボット産業プラットフォーム「中科智慧機器人自造基地」が25日、中部科学工業園区(中科)で供用を開始した。上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、漢翔航空工業(AIDC)などの大手企業がロボットアームや関連部品など製品20種類以上の展示、貸し出し、販売を行っている。26日付経済日報が報じた。

/date/2017/10/26/05AI_2.jpg中科管理局の陳銘煌局長(左3)とロボット「Upitor」が科技部幹部らの視察を案内した(中科リリースより)

 中科智慧機器人自造基地は、人工知能(AI)イノベーション・エコシステムの構築を進める政府の「AI科研戦略」の一環として設置された。科技部が今後、2020年までに10億台湾元(約37億円)の予算を投じる計画だ。

 中科智慧機器人自造基地には、▽エヌビディア▽安川電機▽独グレンツェバッハ▽工業技術研究院(工研院)▽精密機械研究発展中心(PMC)──なども進出している。

 中科管理局の陳銘煌局長は、中科智慧機器人自造基地は今後、ロボット産業のイノベーションプラットフォームとしての役割を担うと説明。また、エンジニアや教育機関などが研究開発(R&D)、セミナーに利用できるようスペースを無料で貸し出すと述べた。