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バイオシミラーのタンベックス、台湾上場


ニュース 医薬 作成日:2017年10月26日_記事番号:T00073592

バイオシミラーのタンベックス、台湾上場

 バイオ後続品(バイオシミラー)開発業者の泰福生技(タンベックス・バイオファーマ)が26日、台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)に上場した。26日付経済日報が報じた。

 タンベックスはバイオ事業を手掛ける実業家、趙宇天(アレン・チャオ)氏が執行長を務めるほか、潤泰集団(ルンテックスグループ)の尹衍樑(サミュエル・イン)総裁が創設した投資ファンド、デロス・キャピタル(康禧投資)が10%出資している。

 当初は8月に興櫃市場(未公開株取引市場)からの上場を計画していたが、オークション方式による株式売買が不調に終わったためにスケジュールが遅れ、ブックビルディング方式で上場準備を進めていた。タンベックスは今回の上場で15億5,600万台湾元(約54億円)の資金を調達した。

 がん治療による好中球減少症の治療薬「TX01」は第3相臨床試験を完了し、現在は米食品医薬品局(FDA)への認可申請が準備段階にある。乳がん治療薬「TX05」も9月に第3相臨床試験の実施が承認されており、今後1~2年に認可が見込まれる。