遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）はきょう26日より、台中大遠百（トップシティー）を除く９店舗で周年慶（創業祭）セールが実施される。セール期間中の目標売上高は122億6,000万台湾元（約460億円）で、前年同期比7.5％増を目指す。26日付蘋果日報が報じた。
セール期間は、一足先にセールを実施していた台南大遠百と新竹大遠百は７日までで、その他店舗は14日まで。トップシティーは10月11日にセールを終え、売上高は前年同期比約５％増だった。
遠東百貨の主管は、化粧品が主力商品で10％の成長が見込める他、家庭用品、家電、レストランも前年を上回ると予想した。今年第１～３四半期の売上高は板橋大遠百（メガシティー）が前年同期比２％増と突出しており、通年で90億元を上回ると説明した。
また近年誘致した小籠包店「鼎泰豊（ディンタイフォン）」、香港点心専門店「添好運」、鍋料理店「海底撈火鍋」の年初以来の合計売上高は６億～７億元となり、レストランが売上高全体に占める割合は19％に達したと説明した。今後も引き続き飲食部門を強化する構えだ。
