ニュース その他分野 作成日:2017年10月26日_記事番号:T00073602
台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した9月の景気動向調査によると、製造業の営業気候観測指数は101.72ポイントで前月から0.5ポイント下落し、3カ月続いていた上昇が止まった。26日付工商時報が報じた。
台経院の孫明徳・景気予測センター主任は、9月は輸出受注の成長率が鈍化した他、半導体設備輸入の2桁減少が5カ月続いており、製造業で今後半年の景気見通しを悲観する見方が強まったと指摘した。
サービス業の営業気候観測指数は93.55ポイントと前月比2.06ポイント下落した。夏休みが終わったこと、自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」(2017年は8月22日~9月19日)と重なったことが要因だ。
一方、建設業の営業気候観測指数は95.81ポイントと前月比0.17ポイント上昇した。第4四半期にかけて不動産開発が加速、新規物件の増加が見込めることで景気を楽観する見方が広がった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722