ニュース 電子 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073607
メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)が26日発表した第3四半期の純利益は21億2,300万台湾元(約80億円)で前期の3.45倍、過去7年で最高だった。27日付経済日報が報じた。
呉敏求董事長は、ROM(読み出し専用メモリー)、NAND型フラッシュメモリー、NOR型フラッシュメモリーの3大製品の価格がいずれも上昇したことで、第3四半期の連結売上高は前期比59%増、前年同期比48%増の104億6,700万元と、16年ぶりに100億元を突破したと述べた。粗利益率は38.4%だった。
任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けに需要が増加したROMの売上高は前期の3倍、NAND型フラッシュメモリー売上高は前期の2倍だった。
呉董事長は、NOR型フラッシュメモリー売上高が前期比23%増だったのは、前期の出荷が好調だったためと説明した。マクロニクスは、10億個のうち不良品が500~600個しかないほど高品質の上、大手が業務を縮小しているため、マクロニクスは供給不足で顧客が順番待ちしていると述べた。
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