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中鴻鋼鉄、11月台湾向け価格据え置き


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073610

中鴻鋼鉄、11月台湾向け価格据え置き

 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は26日、11月の台湾域内市場向けの熱延、冷延、溶融亜鉛めっきコイルなどの製品価格を据え置いた。当初小幅な値上げを想定していた12月の輸出価格も、川下メーカーの競争力に配慮して据え置きとした。27日付工商時報が報じた。

 据え置き判断について邱順得同社董事長は、国際鉄鋼市場が安定していること、中国流通市場が依然高値圏にあること、および中国、日本、韓国の主要鉄鋼メーカーのオファー価格が底堅いといった外部環境を考慮したと説明した。

 同社の11月の台湾域内向け価格は、熱延が1トン当たり1万8,500~1万9,000台湾元(約7万~7万1,700円)、冷延が同2万1,500~2万2,000元、溶融亜鉛めっきコイルが約2万2,000元。12月の輸出価格は熱延が1トン当たり600~620米ドル、冷延が同700~720米ドルだ。