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ASEの17年売上高、世界首位維持へ【表】


ニュース 電子 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073612

ASEの17年売上高、世界首位維持へ【表】

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の拓墣産業研究院(TRI)が発表した世界の半導体後工程受託メーカー(OSAT)の2017年売上高予測によると、日月光半導体製造(ASE)は前年比6.4%増の52億700万米ドル(市場シェア19.2%)で、業界首位を維持する見通しだ。27日付工商時報が報じた。

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 ASEが経営統合を予定している矽品精密工業(SPIL)の17年売上高予測は前年比2.2%増の26億8,400万米ドル(シェア9.9%)で4位だった。

 2位はアムコア・テクノロジーで、前年比4.3%増の40億630万米ドル(シェア15%)、3位は中国の江蘇長電科技(JCET)で、12.5%増の32億3,300万米ドル(シェア11.9%)の予測だ。

 他の台湾メーカーは、▽5位・力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)、18億9,300万米ドル(26.3%増、シェア7%)▽8位・京元電子(KYEC)、6億7,500万米ドル(8.3%増、シェア2.5%)▽10位・南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)、5億9,600万米ドル(4.9%増、シェア2.2%)──の予測だ。

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業界の17年売上高は517億3,000万米ドルと前年比2.2%増加し、プラス成長に転じると予測した。モバイル端末の需要増で、封止の多ピン化(多I/O化)、先進封止技術の普及が進んでいるためだ。専業OSATの売上高は業界全体の52.5%を占める見通し。