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味王、生産拡大などに8億元


ニュース 食品 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073617

味王、生産拡大などに8億元

 食品大手、味王の陳恭平総経理は26日、設備更新、生産能力増強、新製品開発に今後3~5年で6億~8億台湾元(約23億~30億円)を投じると表明した。27日付経済日報が報じた。

 味王はここ数年、台湾で即席麺生産ラインを1本増設したほか、しょうゆ工場の設備更新を進めてきた。

 新設した即席麺生産ラインの年産能力は200万ケースで、安定稼働している。これを受け、同社は今年、カップ麺などの新製品を発売した。陳総経理は、新製品のカップ麺はコンビニエンスストア大手の▽全家便利商店(台湾ファミリーマート)▽萊爾富(ハイライフ)▽OK超商(OKマート)──や、量販店大手の家楽福(カルフール)などで販売中と説明した。また、年末に即席スープの新製品も発売すると明らかにした。

 陳総経理は、しょうゆ工場の月産能力は約20万ダースで、設備更新後は30万ダースに拡大すると説明した。しょうゆの売上高構成比を現在の8%から10%に引き上げる目標で、市場シェアも現在の約10%から上昇するとの見通しを示した。

 同社は今月5日、大埔美精密機械園区(嘉義県)第2期で包装資材工場を着工した。