ニュース 石油・化学 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073618
化学繊維メーカーの集盛実業と新光合成繊維(新繊)が3D(3次元)プリンター材料市場で展開を強化している。27日付経済日報が報じた。
集盛実業は2年前に3Dプリンター用のナイロンフィラメントを開発した。従来のABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)フィラメントとは異なり、熔解の際も焦げ臭い匂いが出ないほか、耐衝撃性や発色効果に優れているという。主な応用先は建築模型、医療用補助具、歯科模型、玩具など。米国に拠点を設け、欧米市場を開拓している。
一方、新繊は、フィラメントの自社ブランド「スパイダーメイカー」ブランドを立ち上げ、ポリエステルエラストマーフィラメントを手掛けている。主にフィギュア、家具、模型、医療用補助具がターゲットだ。
市場調査会社のIDCは、2020年に世界3Dプリンター市場の生産額は354億米ドルと、16年の2倍以上に成長すると予測した。スポーツ用品ブランド大手のナイキやアディダスは近年、3Dプリント技術を活用してスポーツシューズを相次いで開発している。
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