ニュース 医薬 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073619
衛生福利部全民健康保険会は27日の会合で、医師の処方せんなしで購入できるかぜ薬や胃腸薬など928種類の「指示薬」を保険給付の対象から除外することを検討する。27日付自由時報が伝えた。
指示薬は処方せんが必要な処方薬とは異なり、医師や薬剤師の指導があれば、処方せんなしで購入できる医薬品を指す。指示薬の多くは、公教人員保険(公保)、労工保険の給付対象となっていたため、全民健康保険の制度発足時に引き続き一部を保険給付対象に含めた経緯がある。
指示薬は既に1,500種類が保険給付対象から除外されてきたが、現在も928種類が給付対象となっており、これを給付対象から除外した場合、全額自費負担となるため、年間17億1,000万台湾元(約64億6,000万円)の保険給付を節減できる。
全民健康保険法は指示薬を保険給付対象に含めないと定めており、特例を法律に沿って見直す形となる。
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