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台北駅に日本の駅弁、まねき食品が31日オープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073620

台北駅に日本の駅弁、まねき食品が31日オープン

 駅弁など製造販売のまねき食品(本社・兵庫県姫路市、竹田佑一社長)が31日、微風台北駅(ブリーズ台北ステーション)で駅弁販売店をオープンする。販売価格は99台湾元(約370円)から。台湾鉄路(台鉄)弁当の強力なライバルとなりそうだ。27日付工商時報が報じた。

 微風台北駅の1号店では、99元のボックス弁当のほか、130元、150元、160元の幕の内弁当や、250元の舞妓弁当などを販売する。品質管理のため、沼田壱料理長が店舗に駐在し、当初は鶏空揚げ、チキン南蛮、とんかつ、豚のしょうが焼き、魚の塩焼き、西京焼きなどをメーンに、台湾の新鮮な食材を主に使用し、季節によっておかずを変更する。台湾でよくある弁当と違い、ボックス弁当以外はおかずとご飯が混ざらないよう分かれているのも特徴だ。

 1号店は1日300個の売り上げを予想しており、軌道に乗れば、台中、新竹、台南、高雄などの駅に出店する。全ての駅で販売することが長期目標だ。

 まねき食品は、台北市忠孝東路四段に軽食店も設置している。

 同社は1888年設立で、日本初の駅弁ブランド。仕出し弁当などのほか、「えきそば」店舗も展開している。