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著作権法、19年ぶりに大幅改正へ


ニュース その他分野 作成日:2017年10月27日_記事番号:T00073626

著作権法、19年ぶりに大幅改正へ

 行政院は26日、著作物の使用現状を踏まえ、1998年以来19年ぶりに著作権法を大幅に見直す改正案を閣議決定した。27日付工商時報が伝えた。

 例えば、お年寄りが公園で音楽を流しながらダンスを楽しむ場合、心身の健康につながる非営利活動などでは、持参した機材で音楽を流しても、著作権の使用許可は不要とした。現行著作権法では厳密には違法となっている。また、軽食店や美容院などでテレビを流しているケースでも、現状を踏まえ、使用許可と著作権料の納付は不要とした。

 ただ、スポーツバー、レストランなどの店頭で動画投稿サイトの映像、音楽などを流し、集客に利用している場合には、著作権料の支払いが必要となる。

 頼清徳行政院長は「デジタル技術やインターネットの急速な発展を受け、著作権法を時代に合わせ、実務的な著作物利用問題を解決するため、改正案をまとめた」と説明した。