ニュース 石油・化学 作成日:2017年10月30日_記事番号:T00073641
30日付工商時報によると、台湾中油(CPC)がインドから石化一貫プラントの設置を求める誘致を受けているもようだ。成長市場で台湾政府が掲げる新南向政策にも合致することから、CPCは既に川下業者に対し共同での進出意向を打診しているとされる。
CPCは米ルイジアナ州での大型投資計画で、現時点で現地政府から投資場所に関する提案を受けておらず、進展が遅れていると観測されている。こうした中、インドからは投資への優遇条件が提示されており、同国での計画を優先させる可能性もあるとみられる。
インド国内の投資先として挙がっているのは、グジャラート州のムンドラ特別経済区を含む2~3カ所。業界関係者によると、インドは経済成長や人口などの面で中国に迫っているが、石化産業の発展に全体的な計画性を欠いているという。CPCが年産能力110万トン以上のエチレンプラントを建設した場合、インドは東南アジア諸国連合(ASEAN)や日韓などと自由貿易協定(FTA)を結んでいることもあり、高い競争力が期待できる。
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