中央大学台湾経済発展研究中心（台経中心）が27日発表した10月の消費者信頼感指数（ＣＣＩ）は83.34ポイントで前月比1.14ポイント上昇し、４カ月連続の上昇となった。ＣＣＩを構成する６項目のうち「今後半年間の株式投資機会」が3.1ポイント上昇の98.5ポイントと上昇幅が最大で、ＣＣＩの上昇に最も貢献した。台経中心の呉大任研究員は、株式市場の加権指数が１万ポイントを超えているためと説明した。28日付工商時報が報じた。
このほか、▽今後半年間の台湾景気、77.45ポイント（前月比1.6ポイント上昇）▽今後半年間の家庭経済、82.6ポイント（1.1ポイント上昇）▽今後半年間の物価水準、49.55ポイント（0.95ポイント上昇）▽今後半年間の就業機会、103.8ポイント（0.20ポイント上昇）──も上昇した。
一方、「今後半年間の耐久消費財購入機会」は88.15ポイントで0.1ポイント下落した。
