ニュース 政治 作成日:2017年10月30日_記事番号:T00073652
蔡英文総統は28日、太平洋の友好国3カ国訪問に出発し、トランジットで米ハワイに到着した。ホノルルの米政府系シンクタンク、イースト・ウエスト・センターで蔡総統は、「米台関係はかつてない友好関係にある」と述べ、米国との関係をさらに深化させたい考えを示した。また、トランプ大統領のアジア歴訪を前に、米国によるアジア太平洋地域の平和と安定への約束を歓迎すると表明した。
蔡総統はアロハシャツ姿でアリゾナ記念館を訪問。館員の解説に耳を傾けた(29日=中央社)
蔡総統はハワイで、イースト・ウエスト・センターのバイルステーク館長のほか、戦略国際問題研究所(CSIS)パシフィックフォーラムのラルフ・コッサ理事長、米国在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ会長、レイモンド・バーガード元AIT会長らと面会した。
蔡総統は真珠湾も訪問し、旧日本軍による真珠湾攻撃で亡くなった将兵の慰霊施設、アリゾナ記念館を訪れ、犠牲者のために花輪を捧げた。
中国は「台湾独立勢力に誤ったシグナルを送る」として、米国に蔡総統のトランジット滞在を認めないよう要求したが、米側は「一つの中国政策」に変化はなく、トランジットは米台の非公式な関係に基づいて長期間認めているものだと説明した。
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