ニュース 食品 作成日:2017年10月31日_記事番号:T00073661
食品大手、味全の蘇守斌執行長は30日、今後5年以内に中国の蘇州市と広州市に工場を設置すると表明した。北京工場も増強する計画で、投資総額は少なくとも10億人民元(約170億円)。成長が見込める中国市場でシェア拡大を目指す。31日付蘋果日報などが報じた。
蘇執行長は、収益を拡大させ、来年には1株当たり10元の株主配当を実施したいと話した(30日=中央社)
蘇州工場は2018年末~19年初めの稼働を目指す。同工場では果汁飲料や乳製品を生産する他、新製品も計画中だ。
蘇執行長はまた、台湾市場では不採算事業の整理を進めて黒字化を目指すと表明した。同社の基幹製品の台湾市場シェアは、▽コーヒー飲料、45.6%▽果汁飲料、32.8%▽牛乳、24.6%▽ヨーグルト、7.2%──。蘇執行長は、親グループの頂新国際集団で14年に発覚した不正食用油事件以前は、牛乳のB2C(企業と一般消費者間)市場シェアは42%あったと指摘し、イメージ回復にはさらなる努力が必要だと話した。
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