ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年10月31日_記事番号:T00073664
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が30日発表した9月連結税引き前利益は前月比58%増、前年同月比17.42%減の22億8,000万台湾元(約86億円)と、昨年11月以降で最高だった。第1~3四半期の連結税引き前利益は148億4,500万元で前年同期比11%減だったものの、予想を上回った。31日付工商時報が報じた。
CSCは、9月の増益は、販売量が95万2,754トンで前月比4万8,000トン減少したものの、販売価格がコストを大きく上回り、粗利益が5億8,700万元増えた上、営業外収益を3億~4億元計上したためと説明した。
9月連結売上高は298億700万元で前月比3%減、前年同月比27.46%増だった。第1~3四半期連結売上高は2,567億6,600万元で前年同期比22%増だった。
証券会社は、CSCは第4四半期の台湾域内向け価格を1トン当たり平均1,142元、5.6%引き上げた他、保有していた台湾積体電路製造(TSMC)株を処分したことにより3億3,500万元の売却益を得たことから、利益拡大が期待できると予想した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722