ニュース 運輸 作成日:2017年10月31日_記事番号:T00073674
配車アプリ「Uber(ウーバー)」は30日、タクシー業者と提携したサービス「uberTAXI」を台北市で開始した。皇冠大車隊(クラウン・タクシー)、亜太衛星車隊、華麗計程車行(Q TAXI)と提携する。31日付蘋果日報が報じた。
ウーバーと提携することで空車時間が減り、売上増が期待できる(30日=中央社)
「uberTAXI」は既存の配車アプリ「Uber」と違い、乗客がタクシーのメーターに基づいて運賃を現金で支払う。当初はタクシー400台余りと提携し、成果を見極めてから新北市へのサービス拡大を計画する。
皇冠大車隊の呉俊徳総経理は、「uberTAXI」によりタクシー運転手の収入増が期待できると説明。亜太衛星車隊の陳新鈞総経理は、新たな顧客開拓に有利で、タクシー業界の発展が望めると期待感を示した。
一方、市民からは「タクシーに乗りたくないからウーバーを利用していた。『uberTAXI』には魅力がない」との声も出た。
また、鄭宝清立法委員(民進党)は、「Uber」に「uberTAXI」の項目はあるが、以前の高級車配車サービスも残っており、合法サービスの陰で違法サービスを行っていると批判した。
交通部は、現時点で「uberTAXI」が違法とは判断できず、監視を強化すると表明した。
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