ニュース その他分野 作成日:2017年10月31日_記事番号:T00073678
日本の国立研究開発法人、産業技術総合研究所(産総研、AIST)と台湾の工業技術研究院(工研院)は30日、工研院本部内にイノベーションと研究開発(R&D)における協力推進のための事務所「ITRI-AIST R&D Collaboration Space」を開設した。31日付工商時報が報じた。
産総研と工研院は2003年に交流を開始し、2年に一度、技術フォーラムを開催。05年に初めて提携覚書(MOU)を交わした後、光触媒、太陽光発電、熱電材料、防災技術などさまざまな分野で協力を進めてきた。今後も両機関はリソースを共有して、さらなる研究成果の創出を目指す。
経済部技術処の羅達生処長は、産総研は基礎技術の開発に、工研院は技術の商業化に豊富な実績を持ち、両機関が協力すれば両国・地域の技術発展および技術の商業化に相乗効果が見込めると語った。
産総研理事長でソニーの元社長、中鉢良治氏は、工研院を拠点として分野を超えた技術協力を進め、将来的には新竹科学工業園区(竹科)の企業との提携など、協力を台湾の産業界に拡大したいと述べた。
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