ニュース 家電 作成日:2017年11月1日_記事番号:T00073688
中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)の統計によると、鴻海精密工業は9月のテレビ出荷台数が150万台と、前年同月の2倍で、世界2位だった。買収したシャープの販促強化による販売拡大、主要顧客のソニーの安定成長が要因だ。1日付経済日報が報じた。
首位の冠捷科技(TPVテクノロジー)は、9月のテレビ出荷台数が158万台で前年同月比23.4%減だった。フィリップス、楽視網信息技術(LeEco)、ビジオ(VIZIO)ブランドの受注が減少したためだ。ただ、LGエレクトロニクス、ベストバイ(BBY)向け出荷が支えた。
3位以下は、▽TCL集団、106万台(前年同月比9.3%増)▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)傘下の高創(蘇州)電子、98万台(15.3%増)▽中新科技、87万台(34%増)──と中国勢が続いた。
中国メーカーの台頭で、台湾の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は前年同月比24.3%減、緯創資通(ウィストロン)は33.6%減と軒並み2桁減少だった。
上位13社の9月のテレビ出荷台数は計880万台で、前年同月比10.3%増だった。
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