ニュース その他製造 作成日:2017年11月1日_記事番号:T00073690
ドイツの風力発電機最大手、エネルコンは、台湾にアジア太平洋地区営業本部を設立すると発表した。バルト・リンセン台湾総経理は、台北市を拠点に、来年ベトナムなど他のアジア市場に進出すると表明。また、▽調達▽研究開発(R&D)▽販売▽メンテナンス▽人材教育──などを手掛けるセンター設置に今後10年で2億ユーロ(約260億円)を投じ、ワンストップサービスを充実させると述べた。1日付自由時報が報じた。
エネルコンは、台湾政府は25年に陸上風力発電1.2ギガワット(GW)を目標にしているが、5~10GWは可能との見方を示した(中央社)
リンセン台湾総経理は、東アジアの中心に位置する台湾には地理的優位性があるため、近隣のアジア諸国との提携に有利と説明。アジア本部のサプライチェーン整備に向け、台湾の提携パートナーを探しており、風力発電機用タワーメーカーと交渉中と述べた。
エネルコンは風力発電機で世界5位。台湾には15年前に進出し、これまでに陸上風力発電所217基を設置した。設備容量は計440メガワット(MW)で台湾の風力発電全体の7割を占める。
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