ニュース その他製造 作成日:2017年11月1日_記事番号:T00073692
台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した9月の製造業景気指数は前月比0.29ポイント上昇の12.15ポイントで、過去7カ月で最高だった。景気信号は4カ月連続で「黄青(後退傾向)」だった。電子部品業界の需要期入りや、国際原材料価格の上昇で、輸出や輸出受注が好調だったことが要因だ。1日付工商時報が報じた。
製造業景気指数を構成する5項目は、▽経営環境、0.39ポイント上昇▽需要、0.17ポイント上昇──の2項目が上昇した。一方、▽原材料投入、0.14ポイント下落▽コスト、0.11ポイント下落▽販売価格、0.01ポイント下落──の3項目が下落した。
業種別では、「青(後退)」が19.7%と前月比5.19ポイント減となった一方で、▽黄青、48.59%(0.64ポイント増)▽緑(安定)、26.75%(3.07ポイント増)▽黄赤(過熱傾向)、4.96%(1.48ポイント増)──が増加した。「赤(過熱)」は0%で前月と同様だった。
台経院は第4四半期の展望について、中国や欧米の需要期入りで、電子業界の輸出が伸びると予想。一方、半導体設備の輸入が5カ月連続で前年同月比マイナス成長になっている他、基準となる昨年の数値が高いことなどから、「緑」への好転は容易でないとの見方を示した。
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