ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月1日_記事番号:T00073698
台湾のマクドナルドでは、年内に1,000台湾元(約3,800円)以下の支払いに対し、サイン不要のクレジットカード払いが可能となる見通しだ。台湾のファストフード業界では初の試みで、クレジットカード決済機関、聯合信用卡処理中心(NCCC)と共同で決済システムの開発を完了した。1日付工商時報が報じた。
また台湾マクドナルドは来年、銀行と共同で提携クレジットカードを発行するほか、一部店舗の入口に電子注文装置を設置する計画だ。同装置とクレジットカードを利用すれば、店員に口頭で伝えることなく商品を注文することが可能となり、消費者の利便性向上が見込まれる。
また台湾では来年より最低賃金が時給で140元に引き上げられることが決まっており、マクドナルトでは3億元の人件費増が見込まれている。こうした中、サイン不要のクレジットカード払いと電子注文装置の導入は作業効率の向上や人件費抑制に貢献すると期待されている。
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