経済部智慧財産局（知的財産局）によると、今年第３四半期の特許（発明特許、実用新案、意匠）出願件数は前年同期比４％増の１万8,765件、商標登録出願件数は12％増の２万2,168件だった。
企業別の発明特許出願件数は、台湾企業が▽台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）、225件▽鴻海精密工業、114件▽友達光電（ＡＵＯ）、99件▽聯発科技（メディアテック）、97件▽宏碁（エイサー）、85件──の順。外国企業は、首位の阿里巴巴集団控股（アリババ・グループ・ホールディング）が151件で前年同期の137倍、続いて▽クアルコム、135件▽インテル、110件▽アプライド・マテリアルズ、108件▽東京エレクトロン、87件──の順だった。
同局関係者は「特許申請は過去３年、世界的な景気後退で減少が続いたが、年初来３四半期連続で伸びを示した。うち発明特許も３四半期連続の増加で、第３四半期は７％増（１万1,631件）だった」と説明した。
