ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年11月2日_記事番号:T00073716
中国鋼鉄(CSC)の10月出荷量は約93万トン、子会社、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の熱延製品30万トンと合わせると計123万トンとなった。前月比約7万トンの減少だが、目標の117万トンを6万トン上回り、第4四半期業績にとって安心材料となった。2日付工商時報が報じた。
CSCによると、傘下の中鴻鋼鉄向けのスラブ半製品の出荷が5万トン増加したことが目標を上回った主因だ。棒線の出荷もやや増加し、熱延、冷延の各製品の出荷は予想通りだった。出荷量全体が前月比で減少した理由については、同月の熱延、冷延製品の台湾域内向け、輸出量が予想を上回っていたためだと説明した。
鉄鋼市場の展望について劉季剛同社総経理は、中国市場で国慶節(建国記念日、10月1日)連休(10月1~8日)後に小幅な調整があったものの、粗悪鉄鋼を排除する供給側の改革徹底によって建築用棒鋼の価格が熱延を上回り、熱延価格を引き上げたと説明。中国では自動車用、家電用、建築用鉄鋼が依然伸びているため、鉄鋼価格には一定の下支えがあるとの見方を示した。
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