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カーボンブラックのCSRC、中国でハイエンド製品の生産開始


ニュース その他製造 作成日:2017年11月2日_記事番号:T00073717

カーボンブラックのCSRC、中国でハイエンド製品の生産開始

 タイヤ材料のカーボンブラック大手、中国合成橡膠(CSRC、中橡)はこのほど、中国工場のハイエンドカーボンブラック生産ラインを稼働させた。年産能力は6万トンで中国工場全体の約2割を占める。主に中国の小型、大型トラック、工事用特殊車両のタイヤ向けに供給する。2日付経済日報が報じた。

 CSRCは中国工場で稼働していなかったラインをハイエンドカーボンブラック生産に振り替え、中国のタイヤ大手の認証を取得したもようだ。同社は今後、粗利益率の向上が期待できる。

 CSRCは、来年インド工場でハイエンドカーボンブラック生産ラインを新設する計画を明らかにした。

 インドは中国に次ぐ自動車の生産大国で、タイヤメーカーのインド工場設置が相次ぎ、カーボンブラックの需要が高まっている。CSRCのインド工場の年産能力は8万5,000トンで、設備稼働率は今年9割以上を維持しているようだ。