ニュース その他製造 作成日:2017年11月2日_記事番号:T00073719
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月比1ポイント下落の57.7で、「景気拡大」を示す50以上が20カ月連続と過去最長を更新した。呉中書・中経院院長は、製造業全体の「今後半年の景気動向指数」も20カ月連続で「景気拡大」となっており、経済の安定成長を示していると指摘した。2日付工商時報が報じた。
10月のPMIを構成する主要5項目のうち、原材料在庫が54.8で前月比0.6ポイント上昇した一方、▽新規受注、58.6(1.8ポイント下落)▽生産高、57.9(2.8ポイント下落)▽雇用、57.3(0.5ポイント下落)▽サプライヤー納期、59.7(0.4ポイント下落)──の4項目は下落した。それでも全項目が「景気拡大」を示す50を上回った。
業種別では、▽電子・光学、61.8(前月比2.4ポイント下落)▽化学・バイオ医療、54.1(1.0ポイント下落)▽電力・機械設備、54.6(2.8ポイント下落)▽基礎原材料、51.9(0.3ポイント下落)──が下落した一方、▽食品・紡織、51.1(4.2ポイント上昇)▽交通設備、62.9(5.4ポイント上昇)──が上昇し、全項目が「景気拡大」を示す50を上回った。
非製造業総合指数(NMI)は53.0で、前月比0.6ポイント下落したものの、8カ月連続で「景気拡大」となった。
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